涼しさや耻かしいほど行戻り 千代尼2008年07月11日 06時08分18秒

水紋は鰡の跳ねたるあとらしき

堰止めて大河の水を溢れさす

青鷺の片足立ちで頸を掻く

球磨川の河口に続く夏の海

水中りするかも知れず水を飲む

丹念に水虫の足洗ひけり

対岸も同じ家並夏の朝

夏の朝白鷺さかな狙ひをり

金網に蜘蛛の巣掛かる橋の上

炎天を眺める汗をかきながら

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